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Staff Blog
ネジとビスの違い

こんにちは、木下建築です。

白露も過ぎだんだんと涼しくなってきましたね

先日コンビニに行くために平坦な歩道を小走りしていると、

地面に足が引っ掛かり耐えることもできず転びました…

その光景は惨めそのもので、

 

「泣きたい気持ち」とはこの事だと痛感する出来事がありました。

今回幸いにも大きなケガもなくちょっと擦りむいた程度で済みましたが、

最近は涼しくなってきているので

コロナ渦ですが外を歩くなどして運動しましょう!

さて本題に入ります

そもそもネジと言っても頭の形、本体の大きさ、長さなど様々な種類があるけど一緒じゃないの?

という方に向けて説明をしたいと思います。

・「ネジ」とは

そもそもネジとは、らせん状の溝があるものの通称で、

「ビス」「ボルト」「ナット」は「ネジ」の一種になります。

ネジは回転させモノとモノを結合させ縦方向に抜けにくくする性能を持っています。

言われなくても上記を知っている人が大半だと思いますが、ここから深く入っていきます。

・「ネジ」の種類

ネジには主に2種類あり、「雄ネジ(おねじ)」と「雌ネジ(めねじ)」があります。

雄ネジとは、軸の外側にらせん状の溝が入っているネジ

雌ねじとは逆に内側の方にらせん状の溝が入っているネジになります。

・ねじ頭について

ネジにはプラスネジとマイナスネジがありますが、これは日本独自の呼び方で正式には、プラスネジはフィリップスと呼ばれ、マイナスネジはフラットと呼ばれています。

一般的に使用されているネジのほとんどはプラスネジで、マイナスネジは一部の場所にしか使われていません。マイナスネジを使用されている場所は汚れやすさによって使い分けられています。

・プラスネジ

歴史的にはマイナスネジの方が古く、プラスネジは後から開発されました。マイナスネジは元々、切り込みの溝を削ることで作ります。プラスネジは金型を使い、強い力で押し付け十字穴を成形するため手間がかかることからマイナスネジが主流でした。

プラスネジは1935年にアメリカ技術者であるヘンリー・F・フィリップスによって発明され、ドライバーが滑らずに、しっかりと締め付けられることから評価が高まり世界中に広まりました。そのため現在でも英語でプラスネジを「フィリップス」と呼ばれています。

プラスネジの導入によってそれまで手作業で行っていたネジ回しは機械化され、作業効率がグンと上がったのです。そして現在では、使われているネジの9割以上はプラスネジとなりました。

・マイナスネジ

プラスネジは汚れが溝に詰まると取れにくいというデメリットがあります。本来のネジの役割は強く締め込むことで部材と締結することにあり、プラスネジはその役割をしっかり果たします。

しかし、一度溝に汚れが詰まる、さび付くなどしてドライバーが入らなくなり二度と抜けない厄介なネジになってしまいます。

そのため、泥や水垢など汚れが詰まるようなことが想定される場所では、プラスネジよりも比較的簡単に汚れを掻きだすことができるマイナスネジを使用していることが多いそうです。

マイナスネジを使用する代表的な箇所ですが、風呂場などの水回りや庭に置かれている屋外灯があります。

また街中では電車の乗客の出入りするドアの足元部分だけは汚れが溜るのでマイナスネジが使われています。

 

ここからは「ビス」と「ボルト」について説明していきます。

・「ビス」とは

一般的に小さな雄ねじである「小ネジ」のことを指しています。

小さな雄ネジとは直径が1mm~8mmほどのもので、

ネジの頭にはマイナスの溝もしくはプラスの溝があり、ドライバーで締めることができるという特徴があります。※8㎜以上の物もあります

ビス(小ネジ)は大きく全ネジと半ネジの2種類に分けられ、

全ネジはビス全体にらせん状の溝が入っている物を指します。

半ネジはビスの先端部分から半分くらいまでらせん状の溝が入っており、

半分から頭までは何もない釘のような状態になっています。

一般的に尖っている方をビスと呼んでおり

ビスは先端が尖っているため、雌ネジが無くても単独で固定することができるようになっています。

・半ネジと全ネジの違い

半ネジは、
材同士に少しのスキマがあってもネジ締めでネジミゾのない部分が空回りするので
材を引き寄せ密着出来ます。

全ネジは、
ネジの頭が材表面まで届いても、
引き寄せる力がなく、締め続けると
ネジ穴は削られて空洞になる。

全ネジを使うときは、材同士を良く密着させて締め付ける。(クランプ使用する)
もし、浮きが出たら一度ネジを抜いて、
材を密着させてから締め直す。

木材と木材の接合は、
半ネジがオススメです。

 

続いて「ボルト」です。

ボルトとは、前述の通りねじの種類の1つでねじの軸部分にらせん状の溝が入った、「おねじ」をボルトといいます。

物を締め、つなぎ合わせるために使う締結部品の1つで、基本的にナットとワンセットで使います。直径は比較的大きく、ナットとセットで使わないものもありますが、多くのボルトはナットとセット使用になっています。

ボルトの種類には、六角ボルト、座金組込六角ボルト、六角穴付ボルトなどたくさんの種類がありますがその中で代表的な物だけ紹介致します。

「六角ボルト」

六角ボルトはどこにでもあるボルトの中でも最もポピュラーなボルトです。建築関係、自動車部品、産業機械などにも使われ、頭部は名前の通り六角形のねじです。一般的に「ボルト」と言えば、六角ボルトを指すことが多いです。

「六角穴付きボルト」

六角ボルトに似た形状で頭部に六角の穴が開いており、キャップスクリューとも呼ばれているボルトです。きつく締め付けたい時に使用頻度が高いボルトで、締め付けには六角レンチを使うのが最大の特徴です。

六角穴付ボルトは六角ボルトと比較し、ねじ部の呼び径が小さい規格品も多く流通しています。呼び長さが長い場合、半ねじと全ねじがあるため注意が必要です。

ここまで簡単に違いを説明してきましたが、「ねじ」といっても様々な種類があり、

使用用途によって職人さんは使い分けているのでまだまだ多くの種類があります。

ホームセンターにも様々種類のねじやビスがあるので機会があれば見てみて下さい!

ではこれにて失礼します。