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Staff Blog
洗濯パン・洗濯用水栓の話

事務員 H です。

少し前に事務員 I のブログで洗濯用水栓交換の話がありましたが
今回は洗濯パン+αの話です。

先日、洗濯機が壊れました。
そういう時期なのでしょうか?
次々と設備や機械が壊れていきます。

保証期間も過ぎ、修理受付も終了。
無いと大変困る・・・ので購入しようと家電量販店へ。

昨今の洗濯機は大型化しており
購入時に問題となるのが洗濯パンの大きさと水栓高さです。

たいていのお宅で設置されているであろう洗濯パンですが

☆なぜ洗濯パンを設置するのでしょうか?

1.水漏れ予防
洗濯機や排水ホース、給水栓等からの水漏れの際に床が水浸しになるのを防ぐ。

2.結露予防
直接床に洗濯機を設置してしまうと、洗濯機の底で発生する結露水が床に落ちてしまう可能性があります。
湿気により床が劣化、変色したり、表面がはがれてきたりする等のトラブルが発生する事があります。

3.振動予防
脱水の時等に洗濯機の音が響いたり、振動で揺れている感じを受けたりするのを防ぐ効果があります。

☆洗濯パンの大きさは?
基本的に3種類です。

幅が640、740、800㎜のタイプで
奥行きが基本的に640㎜となっています。
正方形や長方形のものがあります。
マンション規格で600 × 600 というものもあります。
(もっと小さいものあると聞きました。)

☆洗濯パンの種類はどんなものがあるの?
1.フラットタイプ

オーソドックスな形です。
洗濯機とパンの隙間は洗濯機の足の長さの2cmぐらい。
枠があるのでほぼ隙間は見えません。

2.かさ上げ枠ありタイプ

フラットタイプの四隅が高くなっている為洗濯機とパンの隙間は5cmほど隙間ができます。
しかし、枠がある為見える隙間は結局2cmぐらいです。

3.かさ上げ前面枠なしタイプ

四隅が高くて周りを囲む枠がないので、洗濯機との間に5cmほどの隙間。見える隙間が7㎝程できます。

4.かさ上げ枠あり掃除可能タイプ

枠がありますが、枠の一部(前面)が取り外せるようになっていて、掃除ができます。

※家電量販店ではかさ上げ用の部材が販売していました。
いろいろな種類がありました。

☆なぜかさ上げをするの?
洗濯機下や排水溝の掃除がしやすくなる。
 マンション等では、雑排水洗浄といって排水管の洗浄が年一回あります。
その時に洗濯機下の排水口が見えるようにしてください。と言われる時があります。

洗濯用水栓

★水栓の種類
1.万能水栓

昔ながらの蛇口です。
蛇口方向がくるくる廻ります。
アダプターを取り付けるなど、ホースとつなぐときに外れないようにする必要があります。

2.洗濯機用 ワンタッチ水栓

洗濯機専用の水栓です。
蛇口方向が下向きになっています。
差し込むだけのワンタッチで洗濯機ホースと
つなげる事ができます。
もし、ホースが外れた時は自動止水機能が働きます。

3.埋込型 水栓コンセント

洗濯機専用の水栓です。
壁に埋め込まれています。

多くのメーカーで、蛇口方向が斜めになっています。
ワンタッチでホースとつなぐことができます。
もし、ホースが外れた時は自動止水機能が働きます。

★水栓の取付位置
一般的に新設の場合床から1250mm~1350mmの高さに取り付けられています。
設置場所・水栓の種類によりますが、水栓位置が低い時は延長水栓で上げる事ができます。

延長水栓

以上の項目で設置できる洗濯機が決まります。(ほかにも条件がある時があります。)

◇洗濯機購入時 注意事項
1.洗濯パンは設置有効範囲(実際に洗濯機を置く事ができる)縦横の幅を測る。縦と横で幅が違う事がある為。
2.洗濯水栓はかさ上げがある時はかさ上げの所から水栓蛇口の先までを測る。
3.排水口の位置を確認する。
4.玄関間口・廊下・設置場所入口の幅を測る。(搬入経路の幅)

スペースに余裕があれば大きい洗濯機パンに交換する事ができます。
洗濯機買い替えの際に洗濯機パンや水栓の位置を交換・変更してみませんか?

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