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電気代を下げる工夫
今年は暖冬といわれていますが寒がりの私にとっては冬はつらい季節です。
年齢を重ねると乾燥も気になるので家での暖房はエアコンは使用せず
床暖房とガスファンヒーターを使用しています。
となると冬場は光熱費がとても高くなり、毎月の請求金額が恐ろしいことに・・・
電気代を抑えるために契約している電気会社を切り替えたり、電気会社の各種割引
を利用する方法もありますが家電の使い方を工夫して電気代を抑える方法を紹介
します。
・エアコンの設定温度を見直す
エアコンの設定温度は消費電力と深い関係にあり、設定温度を1℃変えるだけで約10%の消費電力を削減できるといわれています。設定温度を下げて消費電力が減れば、それだけ電気代も節約できます。
・テレビの明るさを下げる
テレビを視聴する機会が多い方は、画面の明るさを少し下げましょう。明るさを下げると消費電力が抑えられ、電気代を安くできます。
なお、節約効果はテレビの種類によって異なります。たとえば、32型のテレビの輝度を最大から中間にした場合は、年間で約840円の電気代を節約できるといわれています。
・冷蔵庫の設定温度を見直す
冷蔵庫の温度設定を常に強にしている場合は、シーズンに合わせて中か弱に調節しましょう。設定温度を強から中にするだけでも、年間で約1,400円の電気代を節約できます。
また、冷蔵庫が冷えやすい冬の時期は設定温度を弱に設定することで、より効果的に電気代を抑えられます。
ただし、冷蔵庫に食材を詰め込みすぎると、節約効果が薄くなるので注意してください。食材のまとめ買いは、冷蔵庫のスペースを確認してからおこないましょう。
・炊飯器の保温時間を短くする
炊飯器のごはんの保温時間が長いと消費電力が大きくなるため、保温時間は可能な限り短くすることをおすすめします。
一般的に、炊飯器のごはんの保温時間は4時間が目安だといわれています。4時間を超えて保温する場合は、電子レンジで温めなおしたほうが消費電力を抑えられます。
また、1日に7時間保温し、コンセントにさし込んだままの場合と保温せずにコンセントからプラグを抜いた場合、年間で約1,240円の節約になるといわれています。
そのため、約7~8時間以上保温するなら、2回に分けてお米を炊いたほうがおトクです。炊いたお米を消費しきれない場合は、保温し続けるのではなく、冷凍保存するよう心がけましょう。
・温水洗浄便座の設定温度を下げる
トイレで温水洗浄便座を使っている方は、電気代を節約するために洗浄水の設定温度を下げましょう。タンクにお湯を貯めておく貯湯式の場合、洗浄水の設定温度を中から弱に下げるだけで、年間約430円の節約になるといわれています。
・洗濯機の使用回数を減らす
消費電力を減らして電気代を抑えるには、洗濯機の使用回数をできるだけ減らす「まとめ洗い」を心がけましょう。少量の洗濯物を毎日洗うよりも、洗濯機の容量に合わせて、洗濯回数を少なくするほうが節電につながります。水道料金の節約にもつながるため一石二鳥といえます。
たとえば、洗濯機の定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割を入れて洗う場合と、8割を入れて洗う回数を半分にした場合を比較すると、年間で電気代は約180円、水道代は約4,360円で、合計約4,510円の節約につながります。
また、洗濯機の乾燥機能は電力の消費が大きいため、使いすぎると電気代が高くなりやすいので注意が必要です。乾燥機能を使用する場合は、まとめて乾燥し回数を減らすだけで約1,300円の節約に、自然乾燥と併用すると約12,230円もの節約につながることもあります。
電気代が気になる方は乾燥機能の使用を最低限にとどめ、洗濯物は自然乾燥を心がけましょう。
・省エネタイプの家電に買い替える
予算に余裕がある方は、使っている家電を省エネタイプのモデルに買い替えることをおすすめします。省エネタイプの家電に買い替えると全体の消費電力が抑えられ、電気代を大きく節約することが可能です。
たとえば、10年以上前の平均的な冷蔵庫から最新の省エネタイプの冷蔵庫に買い替えた場合、1kWhあたりの電気代を27円と仮定し計算すると、消費電力を40~47%削減できます。電気代で考えると、年間で約5,319~6,939円も抑えられます。
・照明器具にLEDランプを使う
照明器具に一般的な電球を使っている場合は、LEDランプに買い替えましょう。
LEDランプは消費電力の少なさが特長で、一般的な電球に比べると約86%の節電ができるといわれています。LEDランプ本体は安価で販売されているため、買い替え費用もさほど気になりません。
普段の生活に気をつけるだけでも電気代は節約できます。ここからは、普段の生活
に気をつけて電気代を抑える方法を紹介します。
・こまめに電源を切る
ほとんどの家電は、使用していないタイミングでもある程度の電力を消費しています。このように、使用していない間に消費する電力のことを「待機電力」といいます。
家電1台あたりの待機電力は、それほど多くありません。しかし、常に電源が入った状態の家電を何台も長期間使っている場合は、電気代が高くなる原因になってしまいます。待機電力を抑えるためにも、家電の電源はこまめに切るように心がけましょう。
なお、エアコンなどは、電源を入れてから設定温度に到達するまでの間に消費電力が大きくなるため、1~2時間程度の外出であれば電源を切らない方がいい場合もあります。
こまめに電源を切るのは、あまり使っていない家電などの待機電力を抑える方法として認識するといいでしょう。
・窓に断熱シートをはる
エアコンなどの冷暖房家電が原因で電気代が高くなっている場合は、窓に断熱シートをはって家電の稼働を最小限に抑えましょう。
冷暖房家電を使って室内の温度を調節しても、冷気や暖気は窓のガラスや隙間からある程度逃げてしまいます。
しかし、窓に断熱シートをはれば冷気や暖気が逃げず、室内の温度を保ちやすくなります。結果的に冷暖房家電の稼働率を下げることができ、電気代の節約につながります。
全部をやろうと思うと大変ですができることから一つづつやってみではいかがでしょうか。
そして春の訪れを楽しみに待つ今日この頃です。