本文までスキップする

Staff Blog
昔から使われている給湯配管の移り変わり、漏水の原因

明けましておめでとうございます。
本年も建築のちょっとした雑学を書いていきたいと思いますので、
宜しくお願い致します。

私事ですが年末にインフルエンザにかかり、
年明けに車を動かそうとするとエンジンがかからず、
レッカーを呼び診てもらった結果バッテリーの寿命という事でいきなり痛い出費となり、
あまり良い年明けとはなりませんでした…

元日には石川県で震度7の大地震と津波があり、
日本全体で見ても前途多難な年明けとなりました。

地域によっては耐震補強が進んでいない家もあり、
全壊してしまった家屋が連日テレビで報道されています。

改めて地震などの震災に対する備えを行わなければいけないと痛感します。

さて今回は表題にあるように給湯配管について書こうと思います。
この冬の時期必ず使用するのがお湯です。

お風呂に入るときはもちろん、洗面で手や顔を洗う時、キッチンで洗い物をする時など、
様々な場面で使用していると思います。

このお湯を通すのが給湯配管になりますが、
今と昔で配管の種類が変わっているのをご存じでしょうか?

昔は給湯配管には銅管が使用されていました。

名前の通り銅を使用した配管ですが、
給湯管を通る高温のお湯は、気泡が混じります。
給湯管のカーブ部分で気泡があたり続けたり、
銅が錆びてしまってピンホールと呼ばれる小さな穴が開いてしまい水が漏れます。

そうなってしまった場合は配管をやり替えるしかありませんが、
銅管は錆びてしまうリスクがあるので、今は樹脂管を使用します。
樹脂管を使用すれば錆びてピンホールが出来ることが無いので、
新築、リフォーム共にこちらを使用しています。

(青色は給水配管 ピンクが給湯配管)

古いお宅ではまだ銅管を使用している家もあるので、
お風呂の交換や洗面の交換をする際は銅管を切って、
樹脂管に交換していますのでもし工事を見る機会がありましたら覗いてみてください。

 

 実績検索