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Staff Blog
フローリングの種類

わが家のマンションも入居して早20年、さすがにいろいろなところが老朽化してきて

リフォームを検討する時期かなと思うこの頃です。

 

今回はリビングなどのフローリングついて調べてみます。

フローリングは使われている材質により「無垢フローリング」「合板(複合)フローリング」の

2種類に分かれます。

「無垢フローリング」は無垢材を加工したもので天然木100%で出来ているのでナチュラルで

暖かな雰囲気で、断熱性も高いため冬でも暖かく柔らかな手触りです。

天然木ということで高価で定期的にワックスをかける手間や、床暖房には

あまり向いていないです。

しかし接着剤が使用させていないのでシックハウスが気になる方や化学物質にアレルギーが

ある方にはお薦めです。

 

「合板(複合)フローリング」は合板や集成材などを基材とした上に薄くスライスした天然木の木目が

印刷されたシートを化粧材として張り合わせて作られています。

見た目は「無垢フローリング」と遜色はなくコストも抑えつつ、床暖房にも対応しています。

 

またフローリングの幅や張り方、木材の種類によってもお部屋の雰囲気が変わってくるので

自分好みを見つけるのに迷ってしまうかも知れませんね。

まずは木材の種類を見てみましょう!

木材の種類 特徴
ブナ
淡い色合いで板目に斑点状の模様が出る。控えめで優しい印象。
硬く弾力性がある。
ナラ(オーク)
くすんだ褐色でシブい印象になる。
耐水性が高く、キズもつきにくい。
カバ
ほんのりピンクがかった色合いで、滑らかな手触り。
衝撃の吸収性が良い。
アサダ
心材は紅褐色で、辺材は白っぽく、優しい雰囲気がある。
「鉄の木」と呼ばれるほど硬い。
カエデ(メープル)
ほんのりと優しいピンク色で部屋が明るくなる。
きめ細かくツルツルした肌触り。
硬く傷がつきにくい。
チーク
明るめから黒に近い茶色で高級感がある。
油分が多く水に強い。
しっとりとした肌触り。
ヒノキ
優しい赤みが上品な雰囲気をかもし出す。
独特の芳香と適度な強度があり、耐水性にも優れている。
スギ
辺材部分は白く、心材は赤みがかっている。
柔らかで踏み心地がいいが傷つきやすい。

https://www.muku-flooring.jp/wood_list.html   (画像引用)

次はフローリングの張り方です。

乱尺張り

さまざまな長さのフローリング材を使い、つなぎ目がランダムになるように張る方法で、もっともよく採用される張り方です。

りゃんこ張り

同じ寸法のフローリング材を、一定の幅でずらしながら張る方法です。木目のつなぎ目がそろうので、整然とした印象になります。

斜め張り

フローリング材を壁に対して斜めに張っていく方法です。部屋に動きが出て、床の印象が強くなります。

すだれ張り

同じ長さのフローリング材を、つなぎ目をそろえて張る方法です。つなぎ目が一直線にそろい、整然とした印象を与えます。

市松張り

木片を組み合わせて市松模様に仕上げる張り方です。和風レトロな印象を与えます。

ヘリボーン張り

フローリング材で直角を作るように斜めに張っていく方法です。西洋風のレトロな雰囲気を演出できます。

リフォームの場合は既にある壁紙と家具との雰囲気を合わせてフローリングを決めると失敗を防ぎやすくなります。

さらに部屋全体のイメージを一新したければ、思い切って壁紙も合わせてリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

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