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Staff Blog
カーテンレールのはなし

こんにちは。今日はカーテンレールの話をさせていただこうと思います。

たかがカーテンレール とはいえ、どちらのお宅もカーテンやブラインドを
窓面にとりつけるので割と身近な話です。

カーテンレール、どちらで購入、取付されていますか?
多くの方は引っ越しや建て替え、リフォームをした際にカーテンのことを考えるので
何年もカーテンレールなんて 交換してないよ!という方が大半だと思います。
そんなに頻繁に壊れるものでもないので存在が薄い(;^_^A 仕方ないですね。
だからからか、皆さんあまり関心がなくておまかせ、って感じの依頼が多いです。実際…脇役なのでしょうか?(笑)

一般的に窓にカーテンやブラインドを吊ったりするのは
ウィンドウトリートメント という言葉でまとめられます。

いわゆるみなさんが「カーテン」と呼んでいるのは、表生地のドレープと、内側のレースのことです。
その2枚をつるための棒がカーテンレールになります。
カーテンレールは その2枚を吊る場合はダブルレールを、
ドレープだけ、やレースだけ、吊る場合はシングルレールを設置します。

   

カーテンレールには ①機能レール と②装飾レールがあります。

① 機能レール 例

② 装飾レール 例

装飾レールの一例

①は、かざりがあまりなくて、皆さんの良く知っている銀色のレールや、最近では木目柄のアルミレールが多いです。
中には重量用のものや、フレキシブルに曲げられるものもあり、レール自身の装飾はいたってシンプルです。
その中でも細部にデザインの差があり、少しのこだわりで結構見た目に影響するものもあります。
あまりにもコスト重視で選ぶと 細部のデザインが全く考えられてなくてアルミ色の銀色、

いわゆる 安っぽいので ちょっとだけ予算あげてもらうだけで結構満足度が右肩上がりでUPしますよ!

一方で、②装飾レールは、アイアン製、木製、木製と金属を組み合わせたものや
端部にオーナメント(飾り)がついていたり、実に様々なデザインの商品があります。
見ていて楽しい商材がたくさんあるので レールは脇役と断言できないほどかわいい商品がありますよ!

では、

◆ 何キロまで耐えられるのか? 

答えは、それぞれの商材によって耐荷重がことなります。

超軽量級だと、片引き5kg程度まで。重量級だと50kg程度まで。
重量級とは舞台袖のベルガモットのような重厚感のあるものや、
視聴覚室に吊るようなしっかりと遮光してくれるプロユースの商材とおもってもらえれば問題ないと思います。
したがって一般的な家庭では片引き15kg対応であれば問題ないのかなぁと思います。
折衝で私がいつもおすすめするカーテンレールは片開きで10kgまでです。
コスパがよくて見た目もそこそこ良いので気に入って使っています。

◆ レールの素材は?

私のイチオシは オレフィン系樹脂被膜金属板
オレフィン系樹脂とは、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのプラスチックの総称で、
金属をそれらの樹脂で覆った複合材料になります。
その他 アルミニウム合金押出形材 オレフィン系樹脂被膜、天然木、ステンレス、鋼管 など種類も様々です。
一見すると木材のようにみえるものも 実は人工の樹脂だったりします。これらは経年劣化が少ないので長くきれいに見えますね。

◆ レールの長さはどう測る?

レールを設置する窓の横幅をはかります。機能レールと装飾レールで推奨長さの測り方がかわるので注意が必要です。

一例)


いずれも お選びになったレールによって若干異なるのでご注意くださいね。

◆ 名称  ・・ こちらもあまりにもマニアックすぎて単語を知らないってこと、ありませんか?(笑)

カーテンレールとはカーテンを吊り下げるためのレールです。
レール内にはランナーと呼ばれるカーテンを吊り下げて、レール内を移動する部品が入っています。
それをランナーといい、下にわっかがついていて、これをカン と呼びます。
このカンにカーテンフックを吊り下げて使う、ということです。(^^)

さて、身近にあるけどほとんど気に留めてもらえないカーテンレールのお話でした。(出展 リリカラ、かーてん道の駅H.P)

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