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クロスの下地になる耐火ボードの貼り方
今年も気が付けば年末ですね。
ありがたいことに、
年内に終わらせてほしいという工事を数件頂き、
年末までバタバタとしております。
さて今回は耐火ボード(石膏ボード)の貼り方について少し話をします。
クロス(壁紙)を天井、壁に貼ります。
その時に下地となるのが耐火ボードです。
まず耐火ボードとは不燃性・耐火性のある非金属で、できたものです。
このボードの上にクロスを貼るのですが、、、
この耐火ボードが凸凹していたり、段差や隙間がある上にそのままクロスを貼ってしまうと、
最悪の場合時間が経つとクロスが破れてしまいます。
この様にならない為に、大工さんは工夫をして施工をしています。
1例ですが、
天井に貼る耐火ボードは、
天井はわざと千鳥(互い違い)に耐火ボードを貼って振動が起こっても耐えられるようにしています。

わかりやすくする為に線を書いてみました。
壁に貼る耐火ボードは、
天井にしっかりくっついていないと壁と天井の境目に貼られるクロスが破れてしまうので、
写真のように下からボードを上げる道具(ボード上げ機)を使って、
しっかりくっつけて施工します。
下の方は巾木を貼るので少し隙間ができても大丈夫です。

この工夫一つで後々の結果が大きく変わります。
大工さんは考えて様々な施工をしていますので、
今後も一工夫を紹介していきます。