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Staff Blog
HEMZ の話

こんにちは木下建築の上野です。
GWも過ぎて日中は暑く感じる時間も多くなってきましたね。
私は日に当たるとすぐに日焼けをするのですが、
いつも長袖を来ているので手首から先の日焼けが始まりました。
今年も黒くなりながら頑張りたいと思います。

さて今回はHEMUZ(ヘムス)についてです。
たまにTVなどで紹介されだしているHEMUZですが、
説明できる方はまだ少ないのではないかと思います。

HEMZとはHome Energy Management Service(ホーム・ エネルギー・マネジメント・システム)の略で、
家庭内で使用している電気機器の使用量や稼働状況をモニター画面などで「見える化」し、電気の使用状況を把握することで、消費者が自らエネルギーを管理するシステムです。

ちなみに政府はHEMSを、
これからの住宅の標準装備」としており、2030年までに全ての住まいにHEMSを設置することを目指しているので、
基本的なことは今から抑えていても良いと思います。

最近はZEH住宅(ゼッチ)を建てる時は採用されているので、
より覚えておくといいかもしれません。

そもそもHEMSとはどこに設置するのかというと、
基本的に分電盤に取り付けます。
(HEMSは分電盤に取り付けるので戸建てだけではなくマンションでも取り付けられます!)

その後電気機器に無線のネットワークで接ぐと、
タブレット端末、PC、スマートフォンなどから繋がっている電気機器の仕様状況がグラフで確認できるようになります。

仕様状況が確認できることによって家庭内のエネルギー使用状況を把握し、
消費者自らエネルギーの管理をやりやすくなります。

また専用のアプリなどを使用すれば外出先でも遠隔操作できるものもあります。
※たとえHEMSを取り付けたとしても電気機器にネットワーク接続できる機能が付いていなければ遠隔操作はできないので注意が必要です。

このHEMSを使用することにより私たちにどのようなメリットがあるのか。

それは上でも少し触れていますが、
エネルギー(電気)の仕様状況を数値として目視でき、
エネルギーの無駄遣い、仕様頻度、節電節約方法や節電目標を数値として考えることが出来ることにあります。

これから物価や電気代が上がっていく可能性があるので、
先に手を打つのも良いかもしれません。

HEMSのメリットについても述べましたが、
デメリットもあります。

大きなものではありませんが、
既存の電気機器がHEMSに対応していない場合が多い事です。

HEMSに対応していないとネットワークに接続できないと何もできないので、
HEMSを取り付ける際に一緒に買い替えないといけない可能性があります。

デメリットは上記と設置費がかかるので費用については、

お近くの工務店さんやハウスメーカーへの相談をお勧めします。

今回は以上になります。

ありがとうございました。

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